カラーコンタクトの 通常の副作用と注意事項

コンタクトレンズに慣れるまでに経験する可能性のあること

世界中で約1億3,500万人の人々が、コンタクトレンズによって正確で快適な視力矯正を受けています。取り外し可能なレンズのオプションは、ティーンエイジャーから大人まで、自然な見た目で、メンテナンスが少なくて済む視力矯正を可能にします。毎年、コンタクトレンズは改良され、より多くの人々にとって実用的で経済的なものとなっています。

矯正効果を期待してコンタクトレンズに切り替える場合でも、スポーツ観戦用に購入する場合でも、新しいレンズは大きな変化となります。他のアイウェアと同じように、コンタクトレンズも慣れるまで時間がかかります。しかし、コンタクトをつけたことがない人は、自分の目が正しく適応しているかどうか、どうすればわかるのでしょうか？

眼科医のオフィスを出る前に、新しいコンタクトの使用方法とケア方法について説明があります。レンズに完全に慣れるまで、10～12日かかることがあります。自分でレンズを使い始めたら、調整期間中に以下の副作用に注意してください。

通常の副作用

コンタクトレンズの装着は、目の表面に異物を置くことになるため、慣れるまでに時間がかかる場合があります。以下のような軽い目のトラブルが起こることがあります。

1. 目のかすみ

コンタクトレンズを初めて装用する人には、多少のぼやけがつきものです。この歪みは、通常、乾燥から生じるものです。眼科医に相談して薬用点眼薬を処方してもらうか、ドラッグストアで市販の目薬を購入してください。

視界がぼやけた状態で運転したり、自転車に乗ったりしないでください。事故のリスクを減らすために、コンタクトをはずし、眼鏡を使用しましょう。

2. 不快感

新しいレンズに慣れるまで、まばたきの回数が増えたり、いつもより涙が出たりすることがあるかもしれません。これらの症状は、最初の数回の使用で解消されるはずです。

何度か装用するうちに、何が「普通」なのか判断できるようになります。コンタクトレンズを挿入した後に不快感を感じた場合は、コンタクトレンズを取り外し、再度湿らせてから試してみてください。これにより、ほとんどの軽度の不快感が軽減されます。

3. 目の疲れ

コンタクトレンズを短期間装用すると、目の疲れを感じることがあります。目の疲れを予防・治療するために、最初は2～3時間だけコンタクトレンズを装着するようにしましょう。一日中コンタクトレンズを装用するようにしましょう。必要に応じて、目薬や湿潤剤を使用してください。

常に以下のようなメーカーの指示に従うこと。

·         廃棄期限

·          着用期間

·         適切な洗浄と保管方法

·         レンズを夜間装用できるかどうか

·         使い始めは正常と考えられるが、これらの症状が続く場合、または以下の問題が発生した場合、眼科医に相談すること。

異常な副作用

コンタクトレンズの不快な副作用の多くは、不適切な使用またはレンズ自体の問題から生じます。不適切な使用には以下が含まれます。

·         特定のレンズ用に設計されていない溶液でレンズを洗浄すること。

·         レンズの挿入や取り外しの前に手を洗わないこと。

·         レンズを不適切な環境で保管すること。

·         レンズの連続使用時間が長すぎる、または使用期限を過ぎたレンズの着用

レンズの欠陥、またはレンズのブランドや種類が正しくない場合にも、異常な副作用が生じることがあります。これらの副作用には次のようなものがあります。

4. 眼精疲労

眼精疲労の症状は人によって異なりますが、多くの場合、次のような症状が見られます。

·         焼けるような感覚

·         二重に見える

·         頭痛

·         光線過敏症 ⦁ 光線過敏症

·         首、背中、肩の痛み

多くの場合、眼精疲労はコンタクトの種類や装用時間に問題があることを示しています。眼精疲労を感じたら、コンタクトをはずし、目を休めるようにしましょう。眼科医に相談し、コンタクト自体やコンタクトの使用状況を評価してもらいましょう。

5. 感染症

目の感染症は、炎症、変色、視力障害などを引き起こします。多くの場合、コンタクト装用者は誤用の結果、感染症にかかります。以下のガイドラインは、感染を防ぐのに役立ちます。

·   新しいコンタクトレンズに慣れるまでは、アイメイクをしないようにしましょう。

新しいコンタクトレンズを装着している間は、水泳や湯船につからないようにすること

·    新しいコンタクトレンズを装着したまま、水泳や湯船につからないようにすること

·    カラコンを清潔に保つ。 カラコンはメーカーの仕様書に従って保管すること ⦁ カラコンを清潔に保つこともし、目の感染症になった場合は、すぐにコンタクトの使用を中止し、眼科医に連絡して治療を受けてください

6. 長時間の刺激

上記のように、多少の軽い刺激は正常です。しかし、不快感が2週間以上続いたり、急に強くなったりした場合は、レンズに問題があるか、より深刻な目の病気の可能性があります。

眼科医による診断の予約が取れるまで、コンタクトの使用を中止してください。

ほとんどの人は、コンタクトを使用することにより、安全でクリアな視力矯正ができます。新しいレンズに慣れた後は、長期にわたって不快感や視力の問題を感じることはないでしょう。ほとんどの初期の問題は、コンタクトレンズの装用とケアを実践していくうちに消えていきます。

慣れるまでの間、何か変わった副作用があれば、眼科医に報告してください。適切なケアと配慮があれば、コンタクトレンズによる正確な視力調節を楽しむことができます。

カラーコンタクト。安全ですか？

カラーコンタクトレンズは、あなたの見た目を変える楽しい方法のように見えます。コスチュームレンズやデコレーションレンズと呼ばれることもあり、瞳の色を変えることができます。瞳孔の形を変えて、漫画のような効果を出すものもあります。

しかし、色変わりするコンタクトレンズは、おもちゃやアクセサリーではありません。正しい使い方をしないと、目に害を及ぼす可能性があります。

カラーコンタクトは安全ですか？

FDAは、コンタクトレンズを医療機器として分類しています。処方されたカラーコンタクトレンズは安全です。

検眼士または眼科医は、あなたがコンタクトレンズの良い候補者であることを確認するために、あなたの目をチェックします。次に、コンタクトレンズをいくつか試してフィット感を確認し、あなたの目のサイズに基づいて処方箋を作成します。正しくフィットするレンズは、目の怪我や損傷のリスクを低減します。

視力の矯正が必要でない場合でも、カラーコンタクトレンズを装用することができます。ただし、処方箋が必要です。

考えられる問題点

処方箋なしでカラーコンタクトレンズを販売することは違法です。しかし、一部のオンライン業者や店舗ではまだ行われています。これらのレンズは、あなたの目を切ったり、傷つけたり、感染させたりする可能性があります。場合によっては、視力を低下させ、失明の原因になることもあります。

パッケージに書いてあることとは裏腹に、処方箋なしのカラーコンタクトレンズは、万能ではありません。レンズが合わない場合、角膜と呼ばれる目の外側の層を削ってしまうことがあります。これは角膜剥離や傷の原因となります。また、染料やプリント柄によって、レンズの内面に凹凸ができることがあります。これもまた、目に傷をつける可能性があります。

処方箋と非処方箋の比較

カラーレンズには、処方箋と非処方箋のオプションがあります。処方箋レンズは、近視や遠視の方のために、さまざまな色のレンズが用意されています。乱視の方は、レンズの選択肢が限

られていたり、見つけにくかったりします。処方箋が必要な場合でも、現在使用しているレンズのブランドを変更したい場合は、必ず眼鏡店に相談してください。

視力は良いが、外見を変えたい人には、非処方箋（プラノ）レンズも用意されています。これらは、目の外観を変えるだけのもので、視力矯正はできません。

コンタクトの種類

当院のカラコンには様々な種類があり、患者様が自由にカラコン治療を選択できるようになっています。主なコンタクトの種類は以下の4つです。

⦁ 1日使い捨てタイプ – 最も健康的で便利なコンタクトの装着方法です。毎日新鮮で清潔なレンズを使用し、1日の終わりに廃棄します。

⦁ リユーザブル – 名前の通りです! このコンタクトは毎日装着するものですが、一日の終わりに廃棄するのではなく、再利用します。再び使用するまでは、コンタクトレンズケースに清潔なコンタクトレンズ溶液と一緒に保管してください。

⦁ 乱視 – 乱視は多くの患者に影響を与えますが、他の屈折異常ほど一般的ではありません。乱視用コンタクトレンズは、乱視の目の形に合うように特別にデザインされています。1日使い捨てコンタクトレンズと再利用可能なコンタクトレンズがあります。

⦁多重焦点 – 遠視は、年齢とともに一般的になります。目のレンズの柔軟性が失われ、近くのものと遠くのものとの間で焦点を合わせるのが難しくなります。多焦点レンズは、遠くも近くも見えるので、読書などの活動も楽になります。