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ジャイアンツ黄金バッテリーの斎藤雅樹氏&村田真一氏、名将・藤田元司氏の「スルメ野球」に思いを馳せる -ライブドア

ジャイアンツ黄金バッテリーの斎藤雅樹氏&村田真一氏、名将・藤田元司氏の「スルメ野球」に思いを馳せる -ライブドア


元巨人の斎藤雅樹氏と村田真一氏が15日、著書『ジャイアンツ伝統のエースたち』の出版記念イベントを都内で開いた。

30分の時間枠で始まったトークショーだったが、ファンとのやり取りが盛り上がって、大幅に時間オーバー。ファンから寄せられた質問の中には「僕は、藤田元司監督のスルメ野球が大好きです。藤田さんから受けた影響を教えてください」と迫る内容もあった。

▼ トークショーを繰り広げた、斎藤雅樹氏と村田真一氏

“噛めば噛むほど味が出る”スルメに例えられた、名将・藤田氏の辛抱強さ。長いイニング使って育てる采配について、話題が広がった。

斎藤氏は「もう本当に感謝しかない」と話し始め「僕たち、いや、僕にとっては、イイことだらけの監督でした」と言い切った。「1989年に優勝出来たのも、藤田監督が戻ってこられたからだと思っています。槙原(寛己)さんを筆頭に、僕らピッチャーを育ててもらいました」と回想した。

続けて、口を開いた村田氏も「僕も見出してもらったのは藤田監督です。翌年の1990年からです」といい「僕は、藤田監督の考えを習ってキャッチャーをしてきました。その後、指導者という立場になっても変わらずにいました。なので、キャッチャーだった僕の思考回路は、藤田さん…”藤田元司”です」と長年引き継いでいるものだと明かしていた。

巨人の歴史の中で、黄金バッテリーと呼ばれた二人がまとめた、同書。藤田監督時代の日本シリーズにおける西武ライオンズとの激闘や連続20勝の偉業を振り返ったもの。その他には、王貞治監督時代の江川引退秘話や、球史に残る「10.08」槇原―斎藤ー桑田の伝説の継投におけるエピソード。斎藤氏はエース論を整理し、村田氏は、エースの球を捕り続けてきたキャッチャーの視点から思いを綴っている。

書籍『ジャイアンツ伝統のエースたち』は、256ページの四六判で、税込み1,980円。日本文芸社から発売されている。

▼ 『ジャイアンツ伝統のエースたち』を手にした、村田真一氏と斎藤雅樹氏





提供(C)ライブドアニュース

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