原田美枝子、演出する監督と「私は喧嘩してイイと思っています。若い人は抑えるだろうけれど、真剣に対峙したほうが楽しい」 -ライブドア
女優の原田美枝子が、31日の都内で、映画『百花』の試写イベントに出席した。
映画プロデューサー・脚本家として知られる川村元気氏が、自著の小説を脚本化し、演出も手掛けた意欲作である『百花』。トークショーが進んだところで「僕は撮影中に、原田さんに怒られて、感動したことがありました。特に3回目のバトルのとき。今でも覚えています」と打ち明ける場面があった。
その3回目のバトル…「原田さんが、僕のところにやってきて『私はラストチャンスだと思って、死ぬ気でやっている。あなたも、もっと本気を出して』って怒られたんです。その言葉を聞き、そんな強い思いで(演技を)やっていらっしゃる。僕は本当に感動したんです。そこから僕も、もっと本気を出せるようになり、そこから何でも相談をして、分かち合いながら、作品を一緒につくることができました」と回想した。
その、やり取りがあったことについて「私は喧嘩してイイと思っています」と原田。「今の若い人は、何も言わず、みんな抑えちゃっていて、すり抜けて行っちゃう。目の前にいる人は、人生の中で、ほんの一瞬、奇跡的な出会いなんです。それを真剣に対峙したほうが楽しいと思っています」と受け止めを話した。
▼ 「目の前の人は、人生のほんの一瞬。奇跡的な出会いなんです」と原田
上映前のイベントだったため、原田は気遣って「どうぞ、今、聞いたことをリセットしてください。頭を空っぽにしてみてくださいね」と促し、笑顔を振りまいていた。なお、今回のイベントには、その他、菅田将暉、長澤まさみ、永瀬正敏も舞台あいさつに立っていた。
完成した映画『百花』は、9月9日から全国でロードショー。
▼ (左から)川村元気監督、長澤まさみ、菅田将暉、原田美枝子、永瀬正敏
映画『百花』試写イベントにて
映画『百花』試写イベントにて
▼ 映画『百花』予告映像
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