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観測ロケットS-520-32号機の打上げ日の再設定について – Net24

        国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、延期した内之浦宇宙空間観測所からの観測ロケットS-520-32号機の打上げを、2022年8月8日(月)23:00(打上げ時間帯23:00~24:00(日本標準時))に行うこととしましたので、お知らせします。

 天候その他の理由で上記日時に打上げができないと見込まれる場合は速やかにお知らせします。

 【参考】 実験期間 : 2022年7月10日~2022年9月17日(予備期間含む)
                    (ただし、上記期間のうち①7月10日~7月17日、②8月8日~8月17日、③9月6日~9月17日に限られる。)

 

観測ロケットとは

JAXAの観測ロケットは固体燃料を使用したロケットで高度100㎞~1000㎞の宇宙空間を飛行しながら落下するまでの間に、各種観測や実験を行う小型飛翔体です。このロケットを利用して、超高層大気や地球周辺の科学、更に天文学などの幅広い科学観測を行っています。また新しい飛翔体システムの開発や微小重力を利用した材料科学や各種光学実験の分野でも、観測ロケットが使用されています。これらの実験では、計画立案から実験実施まで迅速な対応が可能であり、短時間で実験成果を得ることができます。現在、JAXAが使用している観測ロケットはS-310型、S-520型、SS-520型の3種類です。

 

観測ロケットS-520

S-520型ロケットは、K-9M、K-10型ロケットに替わる単段式ロケット。高性能推薬および最適推力プログラムの採用、構造の軽量化などによって、単段式ながらそれまでの主力観測ロケットであったK-9Mの2倍のペイロード能力が実現された。

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(c) 宇宙航空研究開発機構(またはJAXA)- 掲載URL

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