映画「鬼が笑う」主演の半田周平…「別人だと思ってもらうため、ヒゲを生やしてきました」 -ライブドア
俳優の半田周平が17日、都内で行われた映画『鬼が笑う』の初日舞台あいさつに出席した。
上映前とあって「今、ここで行われた舞台挨拶は忘れて下さい」と、突如お願いする場面があった。その理由として「どうか、皆さん、この映画の物語に入ってください。スクリーンに没入してください。なので、とうか、この舞台あいさつは忘れて頂きたいです。僕は今日、ヒゲを生やしているんですけれど、それは、劇中の一馬という人間と僕を、全く別人だと思って頂きたくて、ヒゲを生やしてきました」と考えを述べた。
本作は、優しい母と幼い妹を救うために、自らの手で荒れ狂う父親を殺めた主人公、その袋小路の男を描く人間ドラマ。世界中に蔓延する諸問題を装飾することなくドライな視点で表現されている。
続けて、観客にむけてメッセージ「この映画の中から、新しい価値観、人生において生きることとか、死ぬこと。善だとか、悪だとか…こんな生き方もあるんだとか、たくさんピックアップして頂いて、この人間ドラマを心に焼きつけてもらえたらと思います」との願いを表していた。
なお、今日の舞台あいさつには、半田の他に、梅田誠弘、岡田義徳、赤間麻里子、大谷麻衣、木ノ本嶺浩、ムーディ勝山、三野龍一監督、脚本の三野和比古氏、プロデューサーの三野博幸氏も同席していた。
映画『鬼が笑う』は、本日公開。テアトル新宿ほか全国順次ロードショー。
▼ (写真左から)三野博幸氏、ムーディ勝山、赤間麻里子、岡田義徳、半田周平、梅田誠弘、大谷麻衣、木ノ本嶺浩、三野龍一監督、三野和比古氏
▼ 映画『鬼が笑う』予告映像
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