“「だいち4号」(ALOS-4)のミッションマークを選ぼう”キャンペーンの実施について
1. 内容
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H3ロケット試験機2号機で打上げ予定の先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)をより多くの方々に知っていただき、地球観測への取り組みについて興味・関心を持っていただくために、“「だいち4号」のミッションマークを選ぼう”キャンペーンを実施します。
2. 「だいち4号」のミッションマークを選ぼうキャンペーンの概要
キャンペーン参加者の皆様には「だいち4号」にふさわしいと思われるミッションマークを1つ選んで投票いただき、最多得票を得た案をミッションマークとして決定します。
決定されたミッションマークは、だいち4号をより身近に感じていただけるシンボルとして今後JAXAで「だいち4号」に関する文書や広報活動などに使用いたします。
募集期間 | 2022年12月26日(月)~2023年1月30日(月) |
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募集の詳細 | 別紙1のとおり |
3. だいち4号について
「だいち4号」は、2014年5月に打ち上げた陸域観測技術衛星2号「だいち2号」の後継機であり、Lバンド合成開口レーダを搭載します。新たに採用するデジタル・ビーム・フォーミング※ 技術により、「だいち2号」(ALOS-2)の高い空間分解能(3m)を維持しつつ、観測幅を4倍(200㎞)に拡大し、平時における地殻・地盤変動などの観測頻度を向上させます。これにより、発災後の状況把握のみならず、火山活動、地盤沈下、地すべり等の異変の早期発見など、減災への取組において重要な役割を担います。先行してH3ロケット試験機1号機で打上げ予定の先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)がもつ広域・高分解能光学観測機能と協調し、相補的な利用により、さらに状況を詳細に把握することが可能となります。
※アンテナで受信した電波を高速にデジタル処理することで、同時にいろいろな方向の観測ができる機能です。ALOS-4はこの新機能を使うことで、一度に観測できる範囲(観測幅)をALOS-2の4倍に拡大します。
だいち4号に関する情報の掲載サイト「だいち4号」(サテライトナビゲーター)
https://www.satnavi.jaxa.jp/ja/project/alos-4/index.html
1. 募集期間
募集開始: | 2022年12月26日(月)15:00 |
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締め切り: | 2023年1月30日(月)15:00 |
2. アクセス先
(1)「だいち4号」のミッションマークを選ぼう キャンペーンサイト
https://www.satnavi.jaxa.jp/files/project/alos4/alos4-MissionMark-Campaign/
(2)応募方法
上記サイトにアクセスいただき、表1のミッションマーク3案の中から「だいち4号」にふさわしいと思われるミッションマークを1つ選んでいただきます。
No. | ミッションマーク案 | デザインで表現していること |
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A |
「だいち4号」が地表をレーダで観測している様子を表現しています。全体を「ALOS-4」ロゴカラーを基調とする事で、緑の大地や衛星の使命を象徴しています。 地球を表す円の中にSDGsへの貢献をイメージした衛星の役割を表現することで、観測データを防災や環境保護などに役立てるというミッションを表しています。 |
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B | 「だいち4号」の大きな特徴を、親しみやすいタッチで表現しました。衛星が地表をレーダで観測している様子を、衛星から伸びた線と、地表のグリッドで表現しています。宇宙空間に映える機体を明るいイエローで表現し、文字色を「ALOS-4」ロゴカラーを基調とする事で、緑の大地や衛星の使命を象徴しています。 | |
C |
「だいち4号」がレーダによって、地盤変動や森林管理、河川堤防の変位量などさまざまな分野で地球を観測している様子をイラストで表現しました。シャープなイエローグリーンのアウトラインで描くことで、だいち2号から一歩進んだ先進性を演出しています。 また、時間帯の設定を夜間にすることで、24時間観測可能なレーダ技術の特長を強調しました。 |
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(c) 宇宙航空研究開発機構(またはJAXA)- 掲載URL