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感染症対策でサステナブルな社会の実現に貢献 鉄道車両を使用した「eco & clean」な 抗菌CCFLライトによる汚れ除去の効果を検証 ~ ランプ交換で手間なく簡単、ライト点灯でいつもずっと安心 ~- Net24ニュース


アイテック阪急阪神株式会社(本社:大阪市福島区、代表取締役社長 清水 正明、以下「アイテック阪急阪神」)は、2021年2月に量産販売を開始した「eco&clean」抗菌CCFLライト「aiSave-S」※1について、今般、鉄道車両※2を使用した電車内窓閉め環境における汚れ除去の効果を検証(以下、「本検証」)しましたのでお知らせします。

本検証は、目に見えない有機物汚れを高感度に検出できるATPふき取り検査(A3法)※3によりaiSave-Sを搭載した車両と、非搭載の車両の検査測定値を比較する手法で実施したもので、鉄道車両内の除菌効果を模擬するものです。

本検証の結果、aiSave-S非搭載の車両は、ライトを約12時間点灯すると検査測定値が点灯開始時から増加しましたが、aiSave-Sを搭載した車両では、ライトを約12時間点灯すると検査測定値が点灯開始時から7割以上減少する効果を確認しました。

※1 aiSave-Sのベース製品であるアイセーブ抗菌CCFLライトは、2020年12月に奈良県立医科大学で行われた検証試験において、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を8時間で99.8%以上抑制する効果が実証されています。

(関連記事) https://itec.hankyu-hanshin.co.jp/news/docs/20210121.pdf

※2 今回の検証で使用した鉄道車両は、国内の大手民鉄で運用されている標準的な通勤車両(ロングシートタイプ、4枚扉)を借用し、天候雨、気温22℃、湿度82%の測定環境(いずれも試験中の平均)のもと、車内の窓を閉めた状態で実施しています。

※3 ATPふき取り検査(A3法)とは、生き物を含む多くの有機物に含まれるATP(アデノシン三リン酸)を汚れの指標とした検査方法です。この検査方法は、汚れの指標としている微生物由来と有機物汚れ由来のATP、ADP、AMPの総量を数値化するもので、客観的な衛生管理として広く使用されています。

※4 1両に搭載された全24本の40W直管型ランプのうち、20本をaiSave-Sに交換して検証を行いました。なお、検証に使用したaiSave-Sの主な仕様は、下表のとおりです。

※5 aiSave-S搭載/非搭載とも、ライトの点灯開始から7時間後に夜間の営業終了時間帯を模擬して一旦消灯しております。その後、消灯から8時間後に再点灯し、再点灯から5時間が経過(検証開始から20時間経過)した時点で測定しており、累計のライト点灯時間は12時間です。(12時間を超えるライト点灯後の効果は、今後、検証を実施予定です。)

これまで鉄道車両内の感染症対策は、係員による窓開け換気や定期的な消毒作業が主流となっています。感染症対策の長期化が懸念されているなか、「ランプ交換で手間なく簡単」、「ライト点灯でいつもずっと安心」なaiSave-Sにより、アイテック阪急阪神は、鉄道係員の負荷軽減と公共交通機関の更なる安全・安心によるサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。

■会社概要

商号:アイテック阪急阪神株式会社

本社所在地:大阪市福島区海老江1丁目1番31号 阪神野田センタービル

代表者:代表取締役社長 清水 正明

設立:1987年7月

事業内容:社会システム事業・インターネット事業・医療システム事業・ソリューション事業・システム開発受託事業・技術サービス事業

URL: https://itec.hankyu-hanshin.co.jp/

アイテック阪急阪神株式会社 https://itec.hankyu-hanshin.co.jp/

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/74ffdafb49c1e361befd2fb0001ddd5d9ecc0909.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス

    大阪市北区芝田1-16-1

出典:@Press

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