
上國料萌衣「アンジュルムは私のすべて」卒業を前に語る9年半の想いとラスト…

アイドルグループ・アンジュルムの上國料萌衣が6月6日、ラスト写真集『kamiko』の発売記念イベントを都内で開催した。約2週間後の6月18日には、横浜アリーナで開催されるコンサートをもって、グループおよびハロー!プロジェクトを卒業する上國料は、囲み取材に応じ、「アンジュルムは自分の全部」と語り、9年半にわたる活動を振り返りながら、グループへの特別な思いを明かした。
記者から「卒業が少し早いのでは」と率直な意見を投げかけられると、上國料は「16歳でグループに加入して、個人的には20歳ぐらいで卒業するだろうなって思っていました」と、意外な胸の内を告白。「アンジュルムが楽しくて続けてきてはいたんですけど、25歳以上は続けないだろうなって、どこか頭の片隅にはありましたね」と、25歳という年齢が自身にとって一つの節目であったことを明かし、「9年半、25歳まで続けてきた自分にびっくりしてます」と笑顔を見せた。
卒業を間近に控えた心境について「やりきりましたか?」と問われると、迷いなく「やりきりました」とキッパリ。「夢というか、もう結構叶いました。リーダーになったタイミングで、やりたいことをみんなと話すようになって、自分から行動してきた部分もあったので、本当に悔いは残ってないです」と清々しい表情で語り、アイドル活動に全力を注いできた日々への満足感をにじませた。
9年半の活動を振り返り、「一番楽しかったこと」と「つらかったこと」を問われると、どちらも「ライブです」と即答。楽しかった理由として「会場の大きさとか関係なく、アンジュルムでやるライブはどのお仕事よりも楽しかった」と語る一方で、「本当に後半戦、体力がしんどすぎて泣きそうになることもありました」と、激しいパフォーマンスで知られるグループならではの苦労も明かした。
改めて「上國料さんにとってアンジュルムとは?」という質問が飛ぶと、「言葉で伝えきれないんですけど…」と少し考え込んだ後、「大好きな存在ですね。それ以外にない」と断言。「家族よりもずっと一緒にいるし、家族で話さないことも話す。卒業後、自分がどうなるのか分からないくらい、自分の全部がアンジュルムなんです」と、かけがえのない存在であることを熱く語った。
上國料のラストを飾る写真集『kamiko』は、湘南エリアを中心に撮影され、25歳の「今」と「可愛い」を凝縮した一冊となっている。全国の書店および通販サイトで、税込3,500円で発売中である。


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