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MATRADE主催ハラル専門見本市『MIHAS 2023』事前発表会を 3/28に実施 2023年は9/12~15にクアラルンプールで開催  ~日本企業による5兆ドルの世界ハラル市場参入へのチャンス~ – Net24

マレーシア貿易開発公社(MATRADE)は、2023年9月12日(火)~15日(金)に開催される第19回『MIHAS 2023(マレーシア国際ハラルショーケース)』の事前発表会をMATRADE本社(クアラルンプール)にて、2023年3月28日(火)に実施いたしました。

本年の『MIHAS 2023』は、新型コロナウイルス感染症終息後も急速な成長を遂げるグローバルハラル市場へアクセスする上での重要なゲートウェイとなります。

ロゴ:左から順にMALAYSIA MADANI、MIHAS、MATRADE

●MIHAS 2023は世界各国のハラル輸出企業にとって、2030年までに5兆ドルに達すると見込まれる成長著しい世界のハラル市場への玄関口。

●MIHAS 2023は世界最大のハラル専門見本市として、今後も成長が期待されるグローバルハラル産業における貿易及び投資を強力に推進。

3月28日に行われた事前発表会にて、Hon. Senator Tengku Datuk Seri Utama Zafrul Aziz国際通商産業大臣は「マレーシアは長年、その卓越したハラル・エコシステムによってハラル産業のパイオニアとしての役割を果たしてきました。世界人口の25%をムスリムが占める中、世界のハラル市場規模は2030年までに5億ドルに達すると見込まれており、より多くのビジネスチャンスに溢れているといえます。」と語りました。

写真:マレーシア国際通商産業大臣

Tengku Zafrul大臣は続けて、「マレーシアのハラル製品の輸出額は2022年に594.6億リンギ(約135億ドル)、前年比63.8%増加しました。最近策定しましたハラル産業マスタープラン2030、またMIHAS 2023のようなビジネスプラットフォームにより、イスラム経済ランキングで9年連続1位の評価を得ているマレーシアは引き続き世界のハラル産業のけん引役としての重要な役割を担うことになるでしょう。」とコメント。

MIHAS 2023はマレーシア国際通商産業省からの委託事業としてマレーシア貿易開発公社(MATRADE)が毎年主催しており、本年は2023年9月12-15日、マレーシア国際貿易展示センター(MITEC・クアラルンプール)にて4日間の開催となります。

写真:MIHAS 2023事前発表会の様子

MATRADEのDato’ Hazimah Zainuddin会長は開会のあいさつで「ハラル製品及びサービスの利用者である消費者の需要をさらに喚起する上で、今後もMIHASがハラルビジネス事業者同士の情報交換の場となることを期待したい」とMIHAS 2023の目指すゴールがハラル産業の拡大に貢献することであると強調しました。

マレーシアが提供するハラル製品・サービスは世界的にも高く評価されており、広く受け入れられています。

次回のMIHASは新型コロナウイルス感染症終息後開催の最大規模の関連イベントとして各国から35,000人の来場者、40か国から1,500ブースの出展を見込んでいます。昨年のMIHAS 2022は33か国から1,200ブースが出展いたしました。

例年どおり主催のMATRADEでは、MIHAS 2023に合わせて海外バイヤー向けのハラル製品ソーシング・プログラムを実施予定です。本プログラムはマレーシアの輸出企業と海外招聘バイヤーとのビジネス商談会が柱となります。昨年のプログラムの商談成約金額は7億4千5百万リンギ(約1億6千9百万ドル)でした。

「ハラルの道を切り開く」をテーマとした次回MIHASでは出展内容を以下の13カテゴリに分類し、最新のトレンドを紹介いたします。

<13カテゴリ>

1. 食品・飲料

2. ファッション・ライフスタイル

3. 化粧品・パーソナルケア製品

4. フードテクノロジー・包装

5. イスラム金融・フィンテック

6. メディア・娯楽

7. 小売・フランチャイズ

8. ムスリムフレンドリー観光・接遇

9. 医薬品・医療品

10. ハラル関連サービス・サポート

11. 教育

12. イーコマース

13. イスラム美術・文化

展示会及び海外バイヤー向け商談会以外にもMATRADEではMIHASナレッジ・ハブと称して会議、セミナー、フォーラムなども開催いたします。専門家をはじめ、財界などからも著名なスピーカーが多数登壇予定です。

写真:MATRADE日本事務所所長

写真:MIHAS展示会風景

MATRADE日本事務所所長のNiqman Rafaee M. Sahar氏は、「日馬両国の出入国規制が解除されたこともあり、ぜひ既存ビジネスのフォローアップ及び新規ビジネス獲得の機会としてMIHAS 2023に参加していただきたいと思います。2021年から2022年にかけてのコロナ禍の中においても日本からは出展と商談会を合わせて50社以上の企業のみなさまに参加いただきました。」と話します。Niqman氏によれば今回は「事前にバーチャル商談会を実施することで、商談会当日の話し合いがスムーズに進むようにする」とのことです。「2022年、日本はマレーシアにとって4番目に大きな貿易相手国で、貿易総額は21.2%増の412.1億ドル。対日輸出は29.6%増加、輸入も12.6%増加しました。」とNiqman氏。

MATRADEではマレーシアの貿易振興機関として日本商工会議所、日本マレーシア経済協議会、日本アセアンセンター、日本貿易振興機構、IBPC大阪、全国の商工団体などとも連携してMIHASをプラットフォームの一つとして日馬貿易のさらなる発展に寄与してまいります。

また、MIHASは近年デジタル化にも力を入れており、初のバーチャル形式による開催となったMIHAS 2021での功績が高く評価され、2022年に国際貿易センター(ITC)が授与する、世界貿易振興機関(WTPO)賞を情報技術部門で受賞いたしました。

MIHAS 2023公式サイト: https://mihas.com.my/

マレーシア貿易開発公社



出典:@Press 「社会・政治・経済(国際)」のプレスリリース。
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