Excelでエラーセルは印刷しない! 提出書類の見栄えをよくするテクニック -ライブドア
Excelでは計算結果や書式などの要因で、セルにエラー値が表示されることがある。
このエラー表示は、印刷する場合にそのまま反映される。
実に、見栄えが悪い。
このような書類をそのまま提出すると、受け取った相手よっては不信感を持たれる可能性もあるため、エラーの箇所は見えないようにしておきたい。
そんなときは、ページ設定を変更することでエラー箇所を空白にして印刷することが可能なのだ。
今回は、エラーが出たセルを空白にして印刷する方法をご紹介しよう。
■Excelのエラー値を空白にして印刷する
エラーが出たセルを見せずに印刷するには、以下の手順でページ設定の「シート」でセルのエラーを「空白」にすればOKだ。
1.「ページレイアウト」タブを開く
印刷したいシートを開き、画面上部の「ページレイアウト」タブをクリックする。
2.「ページ設定」を開く
「ページ設定」グループの右下にある矢印ボタンをクリックする。
3.セルのエラーを「空白」に設定
「シート」タブを開き、「印刷」グループにある「セルのエラー」を「<空白>」に設定し、「OK」をクリックする。
4.印刷プレビューで確認
印刷時にプレビューを確認すると、エラーセルが空白になっているのがわかる。あとは、そのまま印刷を実行すればいい。
エラー値はExcelならではのしくみともいえるが、見栄えのためにはきちんと解消しておくのが理想だ。しかし、書類の都合上、どうしてもそのまま印刷せざるを得ない場合もある。そんなときは、今回ご紹介した方法でエラー値を見せない方法で印刷しよう。
執筆:しぶちん(ITライター)
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