日本機械学会「機械遺産」を新たに3件認定し、合計116件に
一般社団法人日本機械学会(会長:加藤 千幸 東京大学)は、日本国内に現存する歴史的に意義のある「機械遺産」を8月7日「機械の日」に認定いたします。 機械遺産の認定は、2007年に創立110周年を記念して発足した事業で、これまで新幹線0系電動客車やウォシュレットGなど113件を認定し、今年で16回目となります。応募・推薦があった候補の中から厳正なる審査の上、以下3件の認定を決定いたしました。 認定式は2022年8月7日(日)13:00より「機械の日」記念イベント(会場:早稲田大学)に於いて行われます。 https://www.jsme.or.jp/event/machine-day-2022/ ■2022年度「機械遺産」認定一覧 詳細は添付資料をご覧ください。 認定No. :114 認定対象 :Collection 機械遺産名称:平面研削盤 PSG-6B 所在地 :群馬県 平面研削盤 PSG-6B 認定No. :115 認定対象 :Collection 機械遺産名称:木材プレカットシステム MPS-1 所在地 :愛知県 木材プレカットシステム MPS-1 認定No. :116 認定対象 :Collection 機械遺産名称:手回しガラ 紡機所在地 :大阪府 手回しガラ紡機 ■「機械遺産」について 日本機械学会は、日本国内の機械技術面で歴史的意義のある「機械遺産」(Mechanical Engineering Heritage)を認定することで、文化遺産として大切に保存し、次世代に伝承するために本会110周年を記念して本事業を創立致しました。認定対象は原則として(1)Site(歴史的景観を構成する機械遺産) (2)Landmark(機械を含む象徴的な建造物・構造物) (3)Collection(保存・収集された機械) (4)Documents(歴史的意義のある機械関連文書類)の4分野の機械遺産。会員から応募・推薦のあった候補について、「機械遺産委員会」で選定・評価を行い、「機械遺産監修委員会」の総合評価を経て最終的に候補を絞り込み、理事会で承認されたものを「機械遺産」として認定表彰するものです。 翌2023年認定の機械遺産候補を現在募集しております。これまでに認定された機械遺産の一覧等は、本会ホームページ https://www.jsme.or.jp/kikaiisan/ をご覧下さい。 また、8月7日(日)の2022年度機械遺産認定式後に、2022年度「機械の日」記念講演を開催致します。(参加費無料、オンライン・会場参加併用)・『機械工学の将来』 三菱重工業株式会社 常務CTO 伊藤 栄作 氏・『スマートロボットが活躍する未来社会』 早稲田大学 理工学術院長 教授 菅野 重樹 氏・『未来の航空宇宙機 ~極超音速機からドローンまで~』 早稲田大学 理工学術院基幹理工学部 教授 佐藤 哲也 氏 |
合わせて、告知のご協力をお願い申し上げます。 【ニュースリリースに関するお問い合わせ先】〒162-0814 東京都新宿区新小川町4-1 KDX飯田橋スクエア2階 一般社団法人日本機械学会 広報情報グループ: 野口、大黒 電話 : (03)4335-7613 E-mail : [email protected] 出典:@Press |