村上淳、共演果たした「香川京子さんと同じスクリーンに立てて、感無量です」 -ライブドア
映画『島守の塔』の公開記念舞台あいさつが、23日の都内で行われ、キャストの萩原聖人、村上淳、香川京子、そして、五十嵐匠監督らが登壇した。
本作は、太平洋戦争・末期の沖縄戦が描かれていて、激しい空襲、艦砲射撃、上陸戦における絶望に追い込まれた中で、なお「生きろ!」と後世に一筋の希望を託した2人の官僚と沖縄の人々の物語を映画化したもの。
今回の舞台あいさつが始まって、大きな拍手が沸き起こったのは、村上が口にした率直な思いを表したところ。「皆さん、今日の舞台あいさつは、2回目なのですが、つくづく思ったことがあります。それは、今、隣にいらっしゃる香川京子さんと同じスクリーンに立てたことで、感無量でございます」とキッパリ話し、観客に強い印象を残した。
▼ 香川(写真左)は、驚きの表情を見せながら村上を見やった
映画『島守の塔』公開記念舞台あいさつにて
映画『島守の塔』公開記念舞台あいさつにて
現在、49歳の村上。「僕の役者人生にとって、今が半分ぐらいに差し掛かっていると思っていて、そんなときに香川さんと共演できた。そして、いい作品に巡り合えたと感じていて、周りの皆さんに感謝いたします」と改めての思いも伝えていた。
そんな紹介を受けた香川は、かつて、1953年に公開された『ひめゆりの塔』に出演していた。「私はどうしても、沖縄と聞くと、もう何十年も前に出演していた『ひめゆりの塔』を思い出してしまいます。あの映画が出来たことで、皆さんに、沖縄で起きたことに感心を持って頂くことが出来ました。私は、ひめゆり学徒隊の生き残りの方と、ずっと交流がございまして…あの時代のことを知っている人間が、皆さんの代わりになって動くこと、何か使命感みたいなものもございます」と心の内を明かしていた。
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