静岡県の川勝知事が会見で誤りを認め、謝罪:「人々の感情を傷つけることがありました」
静岡県の川勝平太知事は緊急会見を開き、「昨日、私の新規県庁職員として採用した職員への激励、また励ましの言葉の中に、人々の心を傷つけるものがあったということを厳しく受け止めております」と説明。
また、「15年間、静岡県民の皆様もために奉仕してきたことを大変光栄に思っております。私の人生における最高に充実した15年間でございました」と振り返った。
その上で「私と心を1つにしていると、あるいは心を1つにしたいと思っている方々の心を傷つけたということがありましたならば、特に第一次産業、農業、酪農あるいは水産業、これは最も大事にしてきた産業でありまして、そういう方たちの心を傷つけたとすれば誠に申し訳なく、心からお詫びをいたします。申し訳ありませんでした」と謝罪した。
これまで物議を醸してきた自身の発言については「言葉の問題で、議会あるいはマスコミの皆様方から、あるいは県民の皆様方からアドバイスを含めてご提案をいただきまして、その都度、以後こういうことがないようにと努めてまいりましたけれども、再びそうしたことが思いもかけぬ形で浮上いたしまして、自ら不徳の致すところと思う次第であります」と説明。
「ここは、私の職業に対する、あるいは県民の皆様に対する気持ちは、常に尊敬と敬愛と、そして心ひとつと、特に弱い立場のいる人たちのために働いてきたつもりでございますので、そこで心を傷つけられた人がいるとすれば、本当に本意ではありませんので、心からお詫びを申し上げたいと思います」と述べた上で、県民に対し「重ねて、どうか自分のお仕事に誇りと使命を持って続けてください。私も、可能ならばお力になりたいと常に思ってきましたし、これからもそうしたいという風に思っております」と語った。
提供(C)ライブドアニュース