社会

2023年に開催される、世界最大の働く環境に関する展示イベント「オルガテック東京2023」



ワークプレイス(働く環境)に関する世界最大規模の展示イベント 「オルガテック東京 2023」が、4 月26日〜28日に東京ビッグサイトで開催された。

「オルガテック」は、1953年にドイツ・ケルンで始まったオフィス・商業施設・ホームオフィスに特化した世界最大規模の展示会。昨年、日本でも初めて開催され、今回が2回目となる。

イベントには、昨年から約2倍となる、オフィス環境にかかわるトップメーカーやブランドが国内外から約130社が出展。リモートワークやweb会議といった、ニューノーマルな働き方・環境に対応するプロダクトやテクノロジーを各社が展示・提案を行い、連日大盛況を見せた。

ケルンメッセ・アジア太平洋統括部長・マティアス・キュバー氏

イベントを主催するケルンメッセ・アジア太平洋統括部長・マティアス・キュバー氏によると、欧州と北米で開催していた「オルガテック」を東京で開催することになった経緯について、「コロナ禍を経て、人の動きも変わってきている中、各地域ごとの特性を発信していける場所が必要だった。日本は、『新幹線』や『ウォークマン』といった新しいアイディアを生み出してきた国。ハイクオリティな新しいアイディアを発信できる場所は日本・東京以外にないと思った」と説明。

「コロナ前においては、機能性のあるデスク・チェアといった『商品・プロダクト』が皆さんの興味の対象だったが、今は、働き方そのもの、働く場所も変化した。その中で、働き方・働く環境に関するアイディアやテクノロジーを提供することがより求められている。それを踏まえて、今回のイベントでは、働き方を変える、人間が仕事に向き合っていく、そういうところを深く考えられているアイディアを多く見ることができ感動した」と今回のイベントを総括した。

今回のイベントには、昨年を上回る26,000名が来場。海外からの出展社、来場者も増えたといい、「次回は会場のスペースも倍近く増やす予定。このイベントをアジア、そして世界に認知される最大級のイベントのひとつにしていきたい」と今後の展望を語った。

次回の「オルガテック東京」は、2024年5月29日〜31日に開催される予定となっている。





提供(C)ライブドアニュース

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