技術・開発

テクノスピーチの音声合成技術がカシオ計算機の 電子キーボード「CT-S1000V」に採用- Net24ニュース


株式会社テクノスピーチ(所在地:名古屋市千種区、代表取締役:大浦 圭一郎、以下 テクノスピーチ)は、カシオ計算機株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:樫尾 和宏、以下 カシオ計算機)が展開する電子キーボード「Casiotone(カシオトーン)」シリーズの新製品である「CT-S1000V」にテクノスピーチの音声合成技術が採用されたことをお知らせいたします。

CT-S1000V

カシオ計算機から2022年1月21日に発表された電子キーボード「CT-S1000V」は、特別な演奏スキルや細かい調整を必要とせず、鍵盤で歌声を演奏できる新感覚の電子キーボードです。テクノスピーチの技術をベースにカシオ計算機が開発した楽器で歌声を作り出す音源技術「Vocal Synthesis(ボーカルシンセシス)」を搭載しています。

【製品情報】

(カシオ計算機のプレスリリースより抜粋)

『CT-S1000V』は、新たな鍵盤演奏表現や楽曲制作を楽しみたいミュージシャンや音楽クリエイターに向けた電子キーボードです。新開発の音源技術“Vocal Synthesis(ボーカルシンセシス)”の搭載により、歌詞の情報とボーカル音色を組み合わせて作った人間やロボットボイス、動物といった歌声を演奏できます。

“Vocal Synthesis”は楽器で歌声を作り出す当社独自の音源技術です。歌詞やメロディにより複雑な音色変化を生じる人間の歌声は、従来の音源技術では再現が難しいとされていました。鍵盤で歌声を演奏するというコンセプトの製品は今までも存在しましたが、特殊な演奏スキルや細かい調整を必要とするため、誰もが気軽に演奏できるとは言いがたいものでした。これらの解決方法として、膨大な歌声のデータを元に歌い方をシミュレーションし歌詞のフレーズを生成、声色のデータと掛け合わせることで、滑らかな人間の歌声を生み出すことを実現しました。

『CT-S1000V』は、鍵盤を押すたびに音節ごとに歌詞を発音する演奏方法だけでなく、あらかじめ設定した歌詞フレーズを、鍵盤演奏の音程やハーモニーに合わせて自動的に歌わせる演奏方法も可能です。これによって、歌詞と演奏にずれが生じず、歌詞に縛られない自由な演奏が実現できます。加えて、各音節のつながりがスムーズになり、メロディを口ずさむような感覚で直観的に音楽表現や楽曲制作も行えます。

【販売情報】

機種名       :CT-S1000V

メーカー希望小売価格:オープン

音色数       :900

発売日       :2022年3月上旬

【会社概要】

テクノスピーチは、下記のようなエンタメ・教育・医療等の様々な分野において音声関連の研究開発の成果を投入することにより、総じて人々の暮らしをより豊かにする一助となることを目指しております。

● 業務用の音声合成・歌声合成プラットフォームの展開

● オンライン授業・オンデマンド授業の電子教材の作成補助

● アーティスト(故人を含む)の歌声の再現

● ゲーム・アプリ・ウェブサービスへの応用

● バーチャルユーチューバーによるオンラインコンサート

● バーチャルアクターによるアフレコシステム

● 人工知能や音声対話システムの発声モジュールへの導入

● 外国語教育・歌唱教育における柔軟な参照音声の生成

● ALS・喉頭がん等の患者様が用いる発声デバイス

● 介護施設用デジタルサイネージ

商号  : 株式会社テクノスピーチ

代表  : 代表取締役 大浦 圭一郎

所在地 : 〒464-0858

      名古屋市千種区千種2-22-8名古屋医工連携インキュベータ

事業内容: マルチメディアに関連したソフトウェアの研究開発

URL   : https://www.techno-speech.com/

出典:@Press

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