オンライン会議でスクリーンショットが欲しい! 簡単に画面を保存する方法 -ライブドア
長引くコロナ禍で、テレワークなど在宅勤務も長くなり、Zoomなどのオンライン会議も日常的に行われている。
オンライン会議では録画機能があり、ホストが議事録もかねて会議内容を録画し、不参加の人や見直しなどができるようにしている。
ただ、録画機能も万能というわけではない。
たとえばホストが社外の人の場合は、録画するにはホストの許可が必要になる。また発表会のような場合は、録画することはできない。
そんなときは、スクリーンショット(以下、スクショ)が意外に重宝する。
たとえば発表会の場合であれば、
プレゼン資料が映し出されているとき、発表者の顔写真が欲しいときなど、スクショが便利なのだ。
■スクショの撮り方(Windowsの機能)
Windowsパソコンでのスクリーンショットの撮り方の基本は以下の通り。
・PrintScreen→全画面
・Alt+PrintScreen→アクティブ画面
しかし、上記のキーを押すだけでは自動的に保存できないので、「レタッチソフトなどを起動して貼り付けて保存する」という操作が必要になる。
会議をしながらそのような作業をしていては内容を聞き損ねてしまう。
ではもう一つの撮り方を紹介しよう。
・Windows+PrintScreen
これなら全画面をキャプチャーし、自動的に「.png」形式で保存してくれる。
「ピクチャ」フォルダーの中の「スクリーンショット」フォルダーの中に自動保存される仕組みになっている。
ただ、Windows+PrintScreenは、「PrintScreen」キーがキーボード上部に配置されているため、会議中だと意外に押しにくい。
そこで「WinShot」というフリーソフトの出番だ。
■スクショの撮り方(フリーソフト利用)
「WinShot」は、新しいOSでの動作確認はされていないが、筆者のWindows 10では問題なく動作している。
うまく切り取りができない場合は、以下の設定を見直してみよう。
1.「WinShot.exe」を右クリックしてプロパティを開き、「互換性」タブの「高DPI設定の変更」をクリック
2.「[設定]での指定ではなくこの設定を使用して…」と「高いDPIスケールの動作を…」のチェックをオンにする
うまく動作しない場合はここの設定を調整してみよう
WinShotを起動すると、通知領域に常駐するので、ダブルクリックして環境設定画面を起動する。
「基本設定」タブで保存先を指定し、「ホット・キー」タブでホットキー(ショートカットキー)を指定
ショートカットキーを割り当てる際、できるだけ手前のキーを割り当てるとよい。
筆者は「Ctrl」+「Z」に割り当てている。
あとは、ここぞというタイミングの時にそのキーを押せばよい。
筆者の場合は、手話のオンラインレッスンを受けているとき、レッスン後の復習のためにスクショを撮っておいて、それを改めて自分の覚え書きテキストにしている。
当然そのスクショをSNSに公開するなどと言った使い方は厳禁だ。
手話レッスンの復習に活用している
会議の録画データや会議のスクショは、相手に無許可でSNSなど公共の場で投稿や拡散することは決してしてはならない。
SNSなどネットで公開したい場合は、必ず相手に許可を取る必要がある。
スクショの利用も、マナーや法律に違反しない範囲にしよう。
協力:・NPO法人 ホープ オンライン手話教室
執筆 内藤由美
提供(C)ライブドアニュース