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ネット会議やテレワークをインテリジェンスに! Jabra PanaCastシリーズ新製品がスゴい -ライブドア


ネット会議やテレワークをインテリジェンスに! Jabra PanaCastシリーズ新製品がスゴい

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Jabra PanaCast 50は、コロナ禍、ニューノーマル時代で多くなったテレビ会議で参加人数にあわせて画角がかわるなど、テレワーク環境を快適にしてくれるインテリジェントビデオバーだ。

■AI搭載のインテリジェントビデオバー「PanaCast 50」
PanaCast 50は、テレワークでのテレビ会議を支援するインテリジェントビデオバー。
2021年6月15日に発売予定、価格は15万9,500円(税込)になる見込み。

PanaCast 50は、カメラ、マイク、スピーカーを搭載し、テレワークで快適なテレビ会議の環境を実現する。
・インテリジェント ビデオ
・卓越したオーディオ
・安全性&セキュリティー
・柔軟性


PanaCast 50を会議室に設置すれば、快適なオンライン会議が可能だ

〇人数を自動認識するインテリジェント ビデオ
インテリジェント ビデオの機能には、
・Intelligent Zoom
・Virtual Director
・ホワイトボード
この3つがある。

Intelligent Zoomは、AIによってカメラの前の人数と位置を認識し、カメラの画角を最適に調整してくれる。
たとえば、最初は1人との会議でも、カメラの前に座る人が増えると、90度、120度、140度、180度といったように水平方向の画角を人数にあわせて広げてくれる。

マルチカメラアレイには3台の13メガピクセルカメラを搭載しており、リアルタイム映像合成技術により、3つのビデオフィードをリアルタイムで合成する。
その結果、パノラマの4Kで最大180度の視野までカバーできるという。
さらに、マスクを付けた人でも高い精度で認知できる。

Virtual Directorは、会議の発言者をズームで表示する。
8個のプロ品質のビームフォーミングマイクにより、カメラとマイクにより、発言者を正確に捉えてズームすることができる。

また別途ソフトウェア「Jabra Vision」を利用することで、ホワイトボードの内容を自動認識して、リアルタイムでストリーミングすることもできる。この機能を利用すれば、ZoomやTeamsの画面で、オフィス上のホワイトボードをテレビ会議の参加者に共有することも可能だ。


マルチカメラアレイに3台のカメラを内蔵する

〇卓越したオーディオ
Jabra独自のノイズキャンセリング機能により、音質な音声のやり取りができる。
PanaCast 50はノイズや振動を極力抑える位置にスピーカーが位置されている。
・50mm ウーファー(低音用スピーカー)×2
・ツイーター(高音用スピーカー)×2
これらのスピーカーを、できる限り振動させないようにしているという。
その結果、部屋のどこにいても、発言者の声をはっきりと聞き取ることができる。

〇安全性&セキュリティー
PeopleCountの機能により、カメラの前に何人いるのかを把握できる。
同社が提供しているJabra Xpressというアセット管理により、設置した会議室に何人の人が何時から何時まで入っていたのかをトラッキングする。
また部屋が密の状態になっているときには、密であることを英語で知らせてくれる。
この通知機能は自動設定だが、通知するタイミングを設定することもできる。

Jabra Xpressを利用することで、運用管理者がこうした情報を閲覧できる。
なお、こうしたカメラやスピーカーのコントロールは内部的にソフトウェアで実行しており、定期的にアップデートされている。

〇柔軟性
MicrosoftのTeams、ZoomのZoom Meeting、いずれでも先述のPeopleCountなどの機能を利用することができる。オプション扱いでBluetooth接続のリモコンが用意されるほか、今後アクセサリ製品もラインアップする予定。

■ニューノーマル時代のデバイス提供が使命
GNグループは、世界をリードする音声技術により音声に特化したビジネスを展開しており、デンマークのコペンハーゲンを本拠として150年以上の歴史を持つ企業である。
下記の部門で、独自の製品を世界市場で展開している。
・医療部門 補聴器
・エンタープライズ部門 企業向けオーディオや映像機器
・コンシューマー部門 コンシューマー向けヘッドホンやイヤホン

GNオーディオジャパン株式会社 代表取締役社長 安藤靖氏
「医療向け、企業向け、コンシューマー向け、3つの領域に渡ってビジネスを展開している点は、ほかに類を見ない私たちの強味だと思います。」


GNグループについて語る、安藤靖氏

Jabra の2020年は、急成長を遂げ、テクノロジーブランドとして確固たる足場を固めている。
・GNオーディオの売上が前年比+42%の成長率
・Webサイトのトラフックが前年比+100%
・スピーカーフォン&UCヘッドセットのマーケットシェアはNo.1

日本市場においても、2020年の実績は、コロナ禍ながらエンタープライズセールスで150%以上に成長を達成し、2021年は25%の成長を見込んでいる。

Jabra PanaCastシリーズの重要性については、
パンデミックの前からタスクは複雑化していたが、パンデミックの影響で、コラボレーションに必要性は、より重要になったという。

コロナ禍により、オンライン会議が増えているが、まだ課題も多い。
・1日を通してオンライン会議に参加することは、疲労度が大きい
・スムーズにインターネットに繋がらないとストレスになる
こうしたオフィスワークと在宅ワーク間で仕事するスタイルも増えており、GNオーディオジャパンの使命は、作業環境にあわせたデバイス提供だという。

安藤靖氏
「オフィス向けの『PanaCast 50』、パーソナル向けの『PanaCast 20』、今までのPanaCastシリーズ、この3つをマーケットに出していこうと思います。
インテリジェントなビデオ、卓越したオーディオ、安全性&セキュリティー、柔軟性、この4つの柱でPanaCastシリーズをマーケットで展開していきたいと考えています。」


PanaCastには、4つの特徴がある

体験会では、コンシューマー向けのビデオデバイス「PanaCast 20」も発表された。
2021年8月1日に発売予定、価格は3万8,500円(税込)になる見込み。

PanaCast 20は携帯性に優れたWebカメラ。
オンライン会議には、ヘッドセットまたは会議用マイクスピーカーが必要になる。
4Kの高解像度をサポートし、ピクチャー・イン・ピクチャーの機能を実装する予定だ。

残念ながら詳細は未定で実機の体験もできなかった。

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種は日本でも開始されたが、すべての国民に接種が行き渡るにはまだ時間が掛かる。
企業のネット会議は今後も増えると予想されることから、PanaCast 50の需要は伸びていくだろう。

Jabra公式サイト
ITライフハック 関口哲司



提供(C)ライブドアニュース

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