JAXAとパルコがSDGsの取組み等において広報・情報発信に関する連携・協力協定を締結 – Net24 News
~渋谷パルコGAKUで10代とともに考える地球環境問題ワークショップを開催~
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:山川 宏、以下「JAXA」)第一宇宙技術部門と株式会社パルコ(本社:東京都渋谷区、代表取締役兼社長執行役員:牧山浩三、以下「パルコ」)新規事業推進グループは、SDGs等に係る広報・情報発信において連携・協力を行う協定を新たに締結しました。
JAXAは、人工衛星による観測を通じて地球規模の気候変動や温暖化を可視化することに取り組んでいます。また、パルコは、生活者の方々に心躍るサステナブルなライフスタイルを提供するという強い意志を持ち、次世代とともに、社会と共有できる新しい価値を創出することを目指しています。
本協定では、地球環境問題という大きな課題を、生活者視点で共に考え、課題解決に向けた具体的な行動が人々のライフスタイルとして定着するように、JAXAとパルコが双方の強みを持ち寄ることで、業種を超えた新たな情報発信、普及啓発活動に取り組みます。
最初の活動として、10月31日(日)を皮切りに次世代を担う10代を対象とした授業形式のイベントを行います(今年度内に複数回を実施予定)。
*詳細については【別添】をご参照ください。
【協定の目的】
JAXA及びパルコは、SDGsに係る取組み等にかかる、情報共有などを通じて相互の連携を強化し、双方の広報・情報発信に資する協力を行います。
- JAXAは、パルコとの連携・協力を通じ、SDGsに貢献する地球観測衛星事業・プロジェクトについてパルコの文化活動参加者層の認知を獲得し、理解増進を図ることを目的とします。
- パルコは、JAXAとの連携・協力を通じ、「多様な個性と感性をつなぎ、次世代と共に、心躍るサステナブルなライフスタイルを共創すること」の実現にむけた施策の実施を目的とします。
【取り組み内容】
- 環境問題はその規模の大きさゆえ、個人の生活習慣と結び付つきにくいという課題があります。本協定に基づく取組みにより、JAXAの地球観測衛星による活動で得た知見をパルコの利用者に届けます。
- 両者が目指すSDGsへの取り組みは、地球環境の現状を適切にとらえた議論と、その先の行動へ繋げるための活動です。地球環境問題という大きな課題を生活者視点で共に考え、課題解決に向けた具体的な行動がライフスタイルのなかに組み込まれるよう働きかけます。
JAXA第一宇宙技術部門 佐藤事業推進部長のメッセージ
気候変動をはじめとする地球環境の問題は、人々の暮らしに大きな影響を与えます。JAXA第一宇宙技術部門では、地球観測衛星を開発、運用しており、いま地球がどのような問題を抱えているのか、地球観測衛星は陸・海・空をくまなく観測し、継続的に蓄積された観測データから正確に地球の様子を捉えています。本協定により、こうした地球観測衛星の活動と観測データから捉えた地球の現状について、多くのエンタテインメント事業を担い、強い情報発信力で、サステナビリティ事業を推進するパルコと共に、次世代の皆さんを中心に身近なところから発信します。
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