社会

映画『Threads of Blue』、30分間の制作によりノンジャンルとして作られた



映画『Threads of Blue』の舞台あいさつが、17日の都内で行われ、キャストの佐藤玲、野村宏伸、広山詞葉、村越友一、宗野賢一監督らが登壇した。

本作は、宗野監督が2年前の夏、和歌山でオールロケを行い完成させたサイコ・スリラー映画で、個性豊かな登場人物と緻密に張り巡らされた伏線や謎が見る者を翻弄する展開がある。

昨日に続き実施された、舞台あいさつ。制作プロデューサーのアダチツトム氏が司会を務めていて「この作品が出来上がって、よく質問されるのが「ジャンルは何になるのか?」という素朴な問いかけです。僕と監督が話し合って、一つの答えが出ているのですが、それは『ノンジャンルでイイんじゃないか』という結論です。30分に1回ジャンルが変わる作品があってもイイんじゃないかという答えが出ていました。その狙いがある作品が1篇でも存在することに意義があると思っていました」と根本的な話が飛び出した。

アダチ氏が続けて「難解な脚本であったと思います。オファーを受けた際、脚本を読んでみて、どう思ったのか?」と主演の佐藤に振った。

▼ (左から)佐藤玲、野村宏伸

▼ 佐藤玲

すると、佐藤は迷いなく話し始めて「私は、物語の中身だけでなく、ギミック映画と言いますか、映画の構成自体が表現になっている作品が、もともと好きな方です。なので、脚本を頂いて、監督とお話をしただけで、もうすんなりと受け入れられました」とスムーズに理解出来たことを述べていた。

映画『Threads of Blue』は、池袋シネマ・ロサにて9月15日より公開が始まって、その後、大阪・シアターセブン、ジストシネマ和歌山、アップリンク京都での上映が予定されている。

▼ (左から)宗野賢一監督、野村宏伸、佐藤玲、広山詞葉、村越友一

▼ 映画『Threads of Blue』予告映像

■関連リンク
・映画『Threads of Blue』…公式WEBサイト





提供(C)ライブドアニュース

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